【三国志真戦】血刃争奪について【新事件戦法】
血刃争奪とは
シーズン9と同時に実装される事件戦法
必要武将は太史慈と呉★5武将×1
効果について
常時発動するタイプのパッシブ戦法
文面が長く複数の効果をもつので分解して記載すると下記の通り
①通常攻撃を75%強化する。
②1ターンに一度、通常攻撃の対象に【酣戦】効果を付与する。
③【酣戦】効果が三つ重複した時【酣戦】効果を全て消費して【酣戦】1個につき通常攻撃を11%強化する。
【酣戦】が3つ重なった時点で全ての【酣戦】効果を消費して
通常攻撃を強化するので最低で11×3=33%
最大なら11×7=77%の強化となる。
同じ相手に3ターン連続で通常攻撃できれば3ターン目に発動するが、
毎回違う相手をターゲットした場合かなり遅く発動する形になるため
③の効果発動タイミングに3~7ターン目という大きなブレがあり、
封印などを受けると最悪発動しない場合もある。
重要なのは②の効果がターンに1度しか発動しないこと
連撃などで複数回通常攻撃を行っても最初の一回しか②の効果は発動しない。
また、理論上③の効果は2回発動できるが、重ね掛け不可となっている。
速攻編成に採用する場合は③の効果が発動する機会はほぼないだろう。
逆に耐久編成で採用すれば最大で75%+77%=152%という驚異的な強化率を得られる可能性があるが
その時には既に7ターン目となっておりこちらも現実的ではない。
③の効果は狙って発動させるものではなく、オマケに近いのかもしれない。
また、範囲攻撃は通常攻撃のダメージ量に応じて威力が決定されるため
通常攻撃の威力が伸びる血刃争奪は範囲攻撃と非常に相性のいい戦法といえる。
採用武将について
ゲーム内でのガイドや先行サーバー等では下記の武将が推奨されている
基本的に範囲攻撃or連撃を持つ武将と相性がいいようだ。
●馬超
・範囲攻撃持ち
・一騎当千と選択
・封印対策するなら変わらず虎踞鷹揚
パッシブで60%範囲攻撃(副将なら54%)を持ち、範囲攻撃は通常攻撃のダメージに依存するため
175%の通常攻撃と105%の範囲攻撃が発生するようになり、
通常攻撃一回あたりのダメージが165%増える。
関銀屏編成の馬超における
競合戦法を比較した場合、下記のようになる。
(主将かつ通常攻撃を兵刃100%ダメージとした場合)
虎踞鷹揚 | 一騎当千 | 血刃争奪 | |
最大ダメージ | 440% | 1088% | 770% |
平均ダメージ | 440% | 634.4% | 770% |
封印耐性 | 〇 | × | × |
・虎踞鷹揚
ダメージ量(440%)は最低なものの封印耐性を持ち、
意気衝天やSP袁紹にも当てていける点が明確に異なる。
意気衝天入りの部隊の多い序盤は虎踞鷹揚を採用し、
中盤以降に切り替えていく運用になりそうだ。
・一騎当千
最大ダメージ量(1088%)は最高なものの、
一騎当千自体の発動率が30%と低く
平均ダメージ期待値(634.4%)は血刃争奪に劣る。
虎豹騎だったとしても期待値は(699.2%)に留まりやや劣るが
爆発力と手数で血刃争奪に勝る。
・血刃争奪
ダメージ量(770%)は虎踞鷹揚と一騎当千の中間にあたる。
封印耐性は無いものの発動率に左右されないため、安定して高いダメージを出せる。
ただし②③の効果が発動するころには裸衣血戦の効果が切れる。
以上のことから、現状一騎当千等の突撃戦法を採用していた場合や
一騎当千の不安定さを嫌って虎踞鷹揚を採用していた場合などで、
より安定してダメージを出す目的なら血刃争奪の採用は有力な選択肢となりうる。
封印対策として虎踞鷹揚を採用していた場合は、そのままという形になるだろう。
●孫権
・洞察・連撃で攻撃回数を稼げる
・破陣で通常攻撃ダメージをさらに伸ばせる
・中長期戦もできるので③の効果も発動できるかも?
孫権はランダムでバフを得るパッシブを持ち、
連撃がつけば175%*2で1ターンのダメージが150%増える。
孫権に血刃争奪を採用したアタッカー運用を行うなら、
血刃争奪+瞋目大喝or引弦力戦の範囲攻撃運用になるだろう。
孫権の貧弱な武力を瞋目大喝or引弦力戦で上乗せしつつ範囲攻撃で全体を削っていく形だ。
戦法種別 | 兵種 | 発動確率 | 発動確率(連撃時) | 範囲攻撃倍率 | 範囲攻撃火力 | |
瞋目大喝 | アクティブ | 全て | 40% | 40% | 70% | 245 |
引弦力戦 | パッシブ | 弓 | 45% | 70% | 54% | 189 |
瞋目大喝は火力に勝り、引弦力戦は発動率で上回るが弓でしか運用できない。
どちらを選ぶかは正直好みの範疇だが、
張飛を素材にする瞋目大喝よりは
徐晃を素材にする引弦力戦のほうが用意しやすいかもしれない。
まとめ
総括すると血刃争奪は単独では特に強力な戦法ではないが
編成の幅を広げる戦法ではある。
血刃争奪が実装されることによって
瞋目大喝や引弦力戦に採用機会ができるという点が重要だ。
例えば孫権には兵無常勢や剣鉾破砕といった戦法がメジャーだが、
兵無常勢・剣鉾破砕は陸遜槍編成でも使用される戦法だ。
陸遜槍編成を組むなら孫権はベンチ送りになる場合が多かったのだが
血刃争奪の実装により両立が可能になった。
馬超においても、呂布三勢に一騎当千を使いたい場合に
馬超は血刃争奪を採用できるなど採用の機会がないわけではない。
研究が進めば評価の低い馬雲騄や張氏にも
活躍の場が生まれるかもしれない。
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