【三国志真戦】範囲攻撃について【戦法仕様】
血刃争奪の実装により一気に注目度の上がった範囲攻撃だが、
採用率が低く仕様を知らない人向けに基本的な挙動をまとめた。
範囲攻撃とは
・範囲攻撃は、「連撃」「封印耐性」などといった機能性状態の一種
・通常攻撃時にそのダメージに応じて攻撃対象以外の敵武将に追加ダメージを与える
・追加ダメージは能力値や軽減等を無視する
・範囲攻撃はそれぞれ共存できる
例えば範囲攻撃50%の状態で敵将に通常攻撃100ダメージを与えた場合、
ほかの敵将二人が生きていればそれぞれ50ダメージを与える。
通常攻撃で与えたダメージのみが影響し、他の敵将二人のステータスや耐性は影響しない。
範囲攻撃の強い点
・通常攻撃で与えたダメージに依存して、ダメージ軽減を無視する
・通常攻撃が当たればほぼ確定発動
範囲攻撃の弱い点
・通常攻撃がダメージ軽減されると、範囲攻撃部分も軽減される。
・封印されると発動しない。
範囲攻撃のダメージ計算
範囲攻撃によるダメージは通常攻撃で与えたダメージに依存する。
範囲攻撃50%は通常攻撃の50%の攻撃を行うという意味ではなく、
通常攻撃で100与えたら、他の二人に50ダメージを与えるという意味だ。
統率に差があろうとダメージ軽減の効果を受けていようと関係なく、
通常攻撃で与えたダメージを基準にそのままダメージが通る仕様となっている。
この戦報は呂布三勢陣の呂布に対して引弦力戦つきの通常攻撃を行った例だ。
呂布へのダメージは382、引弦力戦の範囲攻撃倍率は52%なので
382*0.52=198.64
三勢陣のダメージ軽減が夏侯淵にかかっており、
装備等を除けば黄月英と夏侯淵の統率差は100近いにも拘わらず、
夏侯淵169+30と黄月英198でほぼ同一のダメージが発生している。
(というか統率が関係するなら孫権の【破陣】が実行されるはずである)
このことから範囲攻撃のダメージは統率やダメージ軽減を無視することがわかる。
範囲攻撃の戦法・武具
戦法種別 | 兵種 | 発動確率 | 範囲攻撃倍率 | 範囲攻撃火力 | 期待値 | 継続ターン | |
瞋目大喝 | アクティブ | 全て | 40% | 70% | 140 | 56 | 2ターン |
引弦力戦 | パッシブ | 弓 | 45% | 54% | 108 | 48.6 | 3ターン |
縦横疾駆 | パッシブ | 全て | 100% | 60% | 120 | 120 | 永続 |
矢志不移 | パッシブ | 全て | 50% | 100% | 200 | 100 | 開幕2ターン |
象兵 | 兵種 | 騎馬 | 燃焼時 | 50% | 100 | 燃えてる間 | |
横掃 | アクティブ | 全て | 30% | 40% | 80 | 24 | 1ターン |
雄才 | 武器スキル | 全て | 100% | 70% | 140 | 140 | 開幕1ターン |
範囲攻撃を得られる手段は意外と多いが、
実戦で使用されているのは馬超の固有戦法である「縦横疾駆」と
古錠刀の固有スキル「雄才」によるもの、
あとは「象兵」が燃焼させられた時に偶発的に範囲攻撃を得る程度で他の戦法はあまり見かけない。
血刃争奪の実装で使用率が上がる可能性はある。
特に「矢志不移」はA戦法の割に期待値が高く、速攻編成に採用できる余地がありそうだ。(実際たまに呂布に継承している部隊をみかける)
範囲攻撃の重複
範囲攻撃は前述の通り機能性状態の一種だ。
全ての戦法を検証したわけではないが
それぞれの効果が上書きされることはなく、
基本的に共存関係にある。
この戦報は馬超に「矢志不移」を継承した時のものだが、
「縦横疾駆lv1」の25%(17.5切り上げて18ダメージ)と
「矢志不移lv1」の50%(35ダメージ)と範囲攻撃がそれぞれ発動している。
「引弦力戦」のみ、範囲攻撃を持っている場合武力上昇に化けてしまうので効果重複しないが
それ以外のものは基本的に共存できるとみていいだろう。
範囲攻撃の弱点
ここまでの説明だと範囲攻撃は統率やダメージ軽減を無視できるわ効果も重複できるわで強力な攻撃のように思えるが、大きな弱点も存在する。
範囲攻撃のダメージ計算方法は前述の通り、通常攻撃で与えたダメージ量にそのまま範囲攻撃の%を適用したものになるので、通常攻撃のダメージが出なければ範囲攻撃のダメージも小さいものとなる。
例えば通常攻撃を回避されてしまえば、ダメージは0なので範囲攻撃のダメージも0
暫避其鋒などで兵刃軽減がかかっている相手に通常攻撃してしまった場合も大幅に軽減されてしまう。
つまり相手部隊の柔らかい武将に通常攻撃が通れば、軽減がかかった武将にも高いダメージを通すことができるが、硬い武将を殴ってしまうと範囲攻撃のダメージも含めて軽減されてしまうのだ。
一例だが相手部隊が下記のような状況の場合は、通常攻撃のターゲット次第でダメージが大きく変動する。
主将:陸遜 90%軽減(慰撫+暫避)
副将:程普 70%軽減(慰撫+鉾矢陣)
副将:魯粛 25%軽減(鉾矢陣)
軽減なしなら100ダメージ+範囲攻撃50%という仮定で陸遜に通常攻撃を行った場合、10+5+5で合計ダメージはたったの20!
逆に一番柔らかい魯粛に攻撃した場合は、75+37.5+37.5でダメージ量は約150と7倍以上の開きがあり、
しかも直接殴って10ダメージだった陸遜に対して4倍近い37.5ダメージを与えることができている。
また似たような状況の比較として兵刃100%全体攻撃の千軍一掃の場合なら10+30+75=115ダメージとなる。
現環境(PKシーズン)においてはダメージ軽減手段のない部隊は稀なことをふまえて考えると、範囲攻撃は他の攻撃手段と比べて「発動自体は安定するが、ターゲット次第で大きくダメージはバラつく」という性質があるといえよう。
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